オーナーに連絡を入れる

投資用不動産の世界に足を踏み入れると、すぐに、この世界にはプライパシーがまったく無いことに気づくだろう。ことに米国の不動産市場では、本当にそうだ。インターネットにアクセスすれば、10分足らずであなたが住んでいる家の価値、面積、ベッドルームとパスルームの数、いついくらで買ったか、どんな様子の家か、どこに建っているかを知ることができる。そして多くの場合、衛星カメラが写した周辺の写真も実際に見ることができるのだ!あなたもさぞかし驚いたことだろう。だが、以上のことは、物件を調査するときにインターネットから自分で引き出せる情報なのですぐに慣れる。

いま私が挙げたものはすべて公の記録だ。これらの情報を得るための情報源に違法なものや怪しげなものはひとつもない。実際、情報源のほとんどは官公庁などの役所だ。ここで言いたいのはただ、私でもあなたの家についで情報が見つけられるのだから、あなたも、自分が買いたいと思っているあらゆる建物について情報を見つけることができるということだ。の名前、住所、電話番号も含まれている。

以上は、物件についで情報を見つけるひとつの簡単な方法だが、いつも、できるだけ多くのことを知っておくほうが身のためだ。また、もっと直接的なやり方として、物件の住人や物件管理人、その地域の不動産ブローカ一、租税査定宮の事務所、権原保険会社 [「権原」とは不動産の所有権のこと]の人に話を聞くこともできる。

物件のオーナーを探していくと、その物件が個人ではなく法人の所有になっているとわかることもある。そんなことであきらめてはいけなし3。州の法務局に聞けば、その法人の名称、住所、担当窓口の電話番号を手に入れることができる。秘密になっていることは何もないのだ!

物件について十分な事実を集めたら、オーナーに連絡してみよう。これは、物件についてもっと多くのことを知り、オーナーにオファーを検討する気があるかどうかを知る最良の方法だ。電話をかけるのは、最初はおそろしいことのように思えるかもしれないが、初めから正直であれば何もこわがることはない。とりつくろう必要はない。ただ質問をして、断られることも覚悟しておこう。物件のオーナーとの初めての会話に役立つように、章末に例を用意してみたので参考にしてほしい。

オーナーに連絡を入れることは、例に示したような方向に会話をもっていくことができれば簡単だといえる。初めて電話をかけるときは、売主を教育する努力をすること、そして人間関係を築くことを目標にしよう。売主には2通りある。人を信用するタイプと信用しないタイプだ。あなたにたくさんの情報を提供し、手助けしてくれる人もいる。秘密主義で何も明かそうとしない人もいる。相手がいずれのタイプでも、すべての会話について正確な記録をとっておこう。この会話の中で話されたことが、今後のあらゆる交渉において非常に重大なものになるからだ。

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