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手を引く勇気を持つ

March 7, 2018 admin 0

もしも物件を分析して良い取引ではないと思うなら、つまり純キャッシュフローが低すぎるならば、その物件を見送るか、納得できる数字にするために当初よりかなり低い値を提示する必要があるだろう。 数字は嘘をつかないし、計算間違いをしていないかぎり、あなたがたがたどり着いた予測は事実に基づいたものだ。今までの努力が水の泡になった気がするかもしれない。しかし、取引から手を引いてもまったく問題はない。しかし、このプロセスの 1つ 1つのステップが学習体験にになっていること、そして練習や計算、建物の実地検分をするたびに、ますます賢くなっていくことを忘れないことだ。次の物件ではあなたは前より 2倍も速く 、前より3倍も徹底的に作業がやれるようになっている自分に気づくはずだ。 学ぶことは、決して時間の浪費にはならない。ほとんどの取引の場合、私はこの重大な局面で物件から手を引く。わざわざこう明言するのは、大半の人が、ここに至るまでに物件やプロセスに夢中になってしまい、取引から手を引きたがらないからだ。 必要な情報さえすべて揃えば、私は30分ほどで、物件を評価することができる。それらの数字や常識を使って、 もしも自分が取り組んでいる取引がつじつまの合わないものだと判ったら、さっさと次の物件へ行くべきである。 万一、それでもまだこの取引はいけるのではないかと判断した場合は、しっかり準備をしているおかげでかなり有利な位置から交渉に臨めることがわかるだろう。すべての数字や事実を把握しているからだ。まじめな話、数字や事実は、このプロセスから感情という要素をしめだしてしまう。現実的になろう。売主が反感を抱いているときもある。 売主は、自分の物件には提示された現実の価値よりもはるかに高い価値があると思い込んでいる。よくある話だ。しかし、あなたは数字で武装しているので、売主のオフィスに行ったときにあつかましい態度でいい加減な低価格を提示するようなまねはしない。それどころか、リサーチや事実に基づいてよく準備をし、業界標準の方程式を使って算出した現実的なオファーの数字を携えていく。売主がいかに不満をわめきたてようと、提示された金額が公平なものだとわかるだろう。ただ、売主が結論を出すのに少しばかり余計に時間がかかるだけのことだ。